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設立趣旨
一般家庭へのインターネットの急速な普及に加え、掲示板サイトやソーシャルネットワークサービス(SNS)サイトに代表される双方向利用型ウェブサイトの急増に伴い、子どもたちなど情報リテラシが十分でないままインターネットや携帯電話を日常的に使う利用者が、インターネット利用に関連したさまざまなトラブルの被害者・加害者となる事例が報告されるようになっています。
その一方で、第一の教育当事者であるべき保護者には、判断の指標となる経験・情報ともが特に少なく、支援も不十分なのが現状です。本研究会は、それぞれ子どもたちに関わる専門の立場から、子どもたちの置かれている現状や課題の情報を共有し、共同、連携して、これからのインターネット時代のために、家庭や学校でどのようにリスク(防犯)教育を進めていくべきか、また、インターネットを利用しサービスを提供している事業体は子どもたちが利用する可能性があるサービスについてどのように設計しこれに関与していくべきなのかなど広く次世代を担う子どもたちのインターネット利用を促進するための諸施策について考察し、具体的な形で取組みを提唱する場として、2008年4月24日に設立されました。