広島市のボランティア指導者養成講座で講師を担当
~ネット利用の怖さの真の要因と、多くの人が実行できる対策について紹介~
「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」(座長:お茶の水女子大学 教授 坂元 章、以下「子どもネット研」)は、2月25日に行われた広島市電子メディア・インストラクター養成講座において、講師を担当したことをお知らせいたします。
広島市では、2008年の「青少年と電子メディアとの健全な関係づくりに関する条例」施行以来、市民への啓発活動を担うボランティア指導者の養成を地道に続けています。
9月に続く今年度二回目の開催となった今回の養成講座には、30名を超える方々が参加されました。
午前中は講座1「サイバー犯罪の現状と対策」および講座2「青少年のインターネット利用に関する現状と課題」で、ネット利用リスクの実際を学び、午後には講座3「インターネットの脅威と対策」と講座4「大人の果たす役割と期待」で、家庭や地域での具体的な取り組み方を学ぶという、とても充実した内容です。
一日の終わりには、現役インストラクターからの出前講座も模擬受講でき、ボランティア指導者としての活動のイメージを具体化できるようにも工夫されています。
このうち、子どもネット研の事務局担当者はオンライン(リモート)にて講座3の講師を務め、ネット利用の「怖さ」の根っこにあるものが何なのか、そして家庭での取り組みのポイントについてご紹介しました。「わかりやすかった」「気づきがたくさんあった」「自信がもらえた」など、受講者から高い評価をいただきました。
子どもネット研では今後も、全国の地方自治体等による同様の活動に対して、積極的な連携や支援を行っていく予定です。
令和5年度 第2回 広島市電子メディア・インストラクター養成講座
主 催 : 広島市教育委員会、広島市電子メディア協議会
日 時 : 2024年2月25日10時~16時30分(子どもネット研事務局ではこのうち講座3を担当)
場 所 : 広島市東区地域福祉センター3階大会議室(オンライン併用)
演 題 : インターネットの脅威と対策(講座3)
講 師 : 高橋大洋(子どもネット研事務局)
講座3の様子
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